濃密な時間?

Hiroとの密会を終えた。

5時間。
正確には4時間と47分かな。

再会は実に16ヶ月ぶりだった。
朝から「起きてる？」ってメールが来て、「今から出るよ」って返事したりしてその時間になる。

待ち合わせたパーキングには私の方が遅れて行った。
電話で「何処にいる？」って聞き、彼の車に横付けした。

それから彼の車に乗り込み、すぐ近くのホテルへ。
車の中では「お花見に予定変更しない？」って聞いてみたけど、
彼は笑って、ホテルへ車を滑り込ませた。

初めて行ったホテルだけど、朝からほぼ満室状態で
選べるお部屋は2つだけ。こういう場合は簡単に選べてストレスもないんだなーって変に冷静だった。

Hiroとは殆ど毎日に近いメールのやりとりがあるから
あまり距離を感じない。
顔も私が覚えていた感じより少しいい男だったね。

実はお部屋に入ってどんな風になるのか？
想像もしていなかった。
どんな接し方をするんだろう？って漠然と思う以外は。

実際には彼が肩のマッサージを始めるまで1時間近く掛かった。
ビール飲みながら二人でテレビ観たりして（笑）

『お風呂入れてくる。一緒に入ろう！』から始まった。
一緒は・・って答えると彼が先に汗を流してくるって。
出てくると『マッサージするから体を温めておいで。』と促す。
拒否ってみても部屋に入った時点からなし崩しだね。

ローブを纏いベッドにうつ伏せた。
彼は肩の後、背中のマッサージもしてくれた。
でもそれは3分も無かったかな？
私たちの妙な約束を意識して心にブレーキついてるって言ってたのに。
私の耳元で『ブレーキ壊れ掛けてる・・・どうしよう？』って。

後ろから抱きしめられた。
「約束はもういいのね？今日で卒業になるよ。」
『わかってる。わかってるけど、もういい。色気に負けた。』って。
「本当にそれでいいのね？」って聞いたけどそれでいいって。

私も覚悟していたから抱かれることにしたの。
非常にノーマルで、濃厚な彼との時間。
優しくて激しいSEX。
私が今まで感じたことのない濃密さだった。