世界一のヤキモチ妬き

実はHiroとの別れを決めた時から私は他方からの誘いを受けるつもりでいたの。

それが暗躍の意味。

彼氏だけを見ていたら、彼氏とも長く続かないような・・
恐怖心が私を震え上がらせる。

肉体関係の全くない、健全な男友達（リッチで素敵バージョン）。
それ以外、私の気持ちを紛らわしてくれるものはない。

で、水曜日にデートして来ました。
勿論彼氏には内緒（内緒が多くて大変なんだよね）
Hiroには堂々と宣言して出掛けたの。

もうかれこれ4回は食事のお誘いを断っている相手。
それでもまだ誘ってくれるというのは
今受けろ！ってことなんかな？という屁理屈でね。

会社の近くまで車でお迎えに来て貰った。
「どこに行こう？」って聞かれたけど、『どこにします？』って
内心、考えてるやろ？とは思っていたけどね。

結局神戸へ車は向かう。
ポートピアホテル。
大学の謝恩会した以来かも知れない。
テナントも随分変わってる。

ここの最上階にはパリの4つ星フレンチ、アランシャペルがあるなーって思いながらね。

私たちの向かった先はアランシャペル☆
ワーオ＾＾

「オマールエビのついたこのコースにしよっか＾＾？」って。
久しぶりにゴージャスでセクシーなディナータイム。

牛フィレのマデラソースもやっぱり美味しい。
特筆すべきはヴィシソワーズ。
暖かいスープだったのを、それに変えて貰った。

もう私は大満足。
ただ、車で来ているその彼は飲めず・・

だから一気に大阪へ帰ることになる。
向かう先は北新地。

高級攻めに遭い、幸せ全開。

その頃、Hiroからはメールがバンバン入る。
合間には電話も入る。

心配で、心配で、どうしようもないみたい。
一回は電話で話したけど、同席の相手を待たせてしまう訳にはいかないもんね。

その後も帰るまでメールざっと30通。
電話7回。
留守電3件。

どれだけヤキモチ妬きなのよー。
だったらもっと大切にして欲しいよ。