デート（続き）

10日間の沈黙は何だったの？って言いたくなるような彼の天真爛漫さ。

私は、彼に謝って欲しかったのに、「あれは・・・デコちゃんが〜」で言い訳を繰り返す。

だから、素直になれなくて。

ホテルに着いてゆっくり食事した。
そのうち、彼が先にシャワーしてくるとバスルームに消えた。
しばらくすると、「デコちゃ〜ん、お風呂おいで〜！」の声。

何回呼ばれても無視してると・・・
顔を出して、早くって促す。

「一人で入るからいいよ。」ってむくれてる私。

「いつまでもむくれてないで、早くおいでよ〜！！」

ローブとタオルを用意して迎えに来た。もちろん裸で。

仕方なく入る。
「体を洗う前だけど、風邪ひくから先にお湯に浸かってて！」
はいはい。浸かります。

それから彼が私を洗ってくれる。
滑らないように足のうらを洗ったら、お湯をかけて足をつかせる。念のいりようは毎度のこと。

キチンと洗ったら、また今度は二人で浸かる。

後ろから優しく抱きしめて、時々肩先にお湯をかけてくれる。
じっと抱きしめられてすごく癒された。

時々キスしてくるけど、
イヤイヤしてキスしてあげなかった。

彼はきっと我慢しきれなくて、衝突気味なキスをしてきた。
強引なキス。久し振りの感覚。

どうしても会いたかったのは、ボディランゲージで表現する為だったのか？

一応の仲直り。
それから先は・・・ふふふ。

彼が用意してきた下着を私に着せた。
普通は脱がすんだよね〜！でも着せられた。

少しエッチな気分になりたかったのかな？

私はもう眠くなってしまって、エッチは御馳走様〜！な気持ちだったんだけど、彼はまだまだって求めるから・・・

へとへとになってバタンと寝てしまったようです。

朝、早起きしてモーニング食べて。
また少し繋がって・・・

もっとゆっくりしたかったけど、私の仕事の関係で
早々に帰るのでした。

慌ただしくて、でもちゃんと彼と元通り仲良しになって。
良かったのかな〜？

手術前に優しく抱きしめられて、「大丈夫だからね。怖くないから。大丈夫・・・」って励まされて。

少し頑張れそうな気になった。

でも昨日、先生の話を聞いてまたまたビビッてしまうことに・・・

怖い。。。